海域の利用に関する基本的な考え方
A basic way of thinking
平成19年の「大阪湾船舶運航サポート情報提供推進会議」の検討結果を取りまとめた報告書に収録された海域の利用に関する基本的な考え方は、公共空間としての海域の利用に関する根幹的な考えを示したものであると言えます。
ここにその抜粋を掲載します。
基本的な考え方
公共空間である海域の利用者は、安全・環境保全・保安について自己の責任を認識すると共に、海域利用の社会性に鑑み、各自の業務を通じて、広く開かれた豊かな大阪湾の利用秩序の形成に協力し合うべきであると考え、この共通の認識を確認するとともに、今後の活動の指針とするため、以下を「基本的な考え方」として記録する。 海域を利用しようとする者は等しくこれを利用する権利を有すること。
自己責任を自覚すると共に、安全・環境保全・保安について相互に扶助し相補うこと。
公共の海域の利用者であることの自覚をもって、よりよい利用秩序の形成に協力し合うこと。
多面性のある海域利用形態を認識し相互の理解に努め、共存共栄を図ること。
関係行政機関との連携を図りながら、合理的な海域利用秩序の実現に努めるべきこと。